13章
目次
ローソク足について
陽線:買いの勢いを示唆(価格を引き上げている)
陰線:売りの勢いを示唆(価格を引き下げている)
ローソク足の基本用語
ローソク足の形成について
ローソク足の形成は、勢力図(買いと売りのどちらが強いか)を示しています。
そのため、陽線がつけば買っている人が、売っている人よりも多いことを示します。
反対に、陰線がつけば売っている人が、買っている人よりも多いことを示します。
イメージがしやすいように、動画バージョンを載せてせておきます!
ローソク足にもさまざまな種類があります。
ぶっちゃけ言います!
「ローソク足の種類を一つ一つ覚えるのは効率が悪いです。」
先生..えぇそうなんですか(゚ω゚)
うち、ノートに必死に書いて覚えてました✍️
Yちゃんさんのやり方もありだよ!ノートに書いて覚えるのも大切だからね!👍
ただ、僕は用語を覚えること以上に、そのローソク足がどういった意味合いを持っているのかの方が重要だと思っているんだ!
だから、今回はローソク足の形状から意図している意味合いを理解できるように説明するね!
詳しくローソク足を学習したい方に向けて、ローソク足の一覧表と、ローソク足の学習にお勧めな書籍も載せておきますね!
引用:マネックス証券公式サイト
コチラの記事では、記事のタイトル通りに沿って、一つ一つを取り上げて説明することはいたしません。
「では、どのように学習するの?」って話ですよね。
安心してください。ここから約3分間でローソク足を理解できようにします!
そのネタ古いです(笑)
ローソク足の気持ち
ローソク足の気持ちをイラストで覚えてください!ただそれだけです。
陽線シリーズ
<上昇する力>
★☆☆:弱い
★★☆:やや強い
★★★:強い
①★★★髭がない陽線:買い一辺倒で、今後も価格を引き上げることを示唆。
②★★☆上下に髭がある陽線:上昇する力が弱まっている状況。
③★☆☆上髭が長い陽線:かろうじて、買いの勢力が売りを上回っている状況。(転換サイン)
④★★★下髭が長い陽線:売りを打ち消す大きな買いが入ったことを示唆。

陰線シリーズ
<下落する力>
★☆☆:弱い
★★☆:やや強い
★★★:強い
①★★★髭がない陰線:売り一辺倒で、今後も価格を下がる可能性あり。
②★★☆上下に髭ある陰線:売る勢力が弱まっている。
③★★★上髭の長い陰線:買いを打ち消す大きな売りが入った状況。
④★☆☆下髭の長い陰線:かろうじて売りが優勢。

このイラストを頭にイメージができるようになれば、ローソクの足の学習はおしまいでいいとさえ思っています(笑)
思わず笑っちゃいました😂
ローソク足に顔文字は、文字じゃない分、想像しやすくて楽しく学習できそう!
でしょう〜(笑)
大事なのは、用語を覚えることじゃないからね!😎
最も注目すべきところは、実体の大きさ・髭の長さです。
実体の大きさ
実体の大きさは、※取引量に比例します。
実体の大きさに比例して、その方向への勢いが強いと捉えるようにしてください。
※取引量:市場での取引がどれくらい活発に行われているか・どれくらいの人が市場に参加しているのかを示した数量。
ヒゲについて
この実体の上下に、”ぴょん”と飛び出している線=ひげといいます。
これは、「その方向に行こうとしたんだど、戻ってきちゃったよ」と言うことを意味しています。
こういった、「一定の方向に行こうしたんだけど、戻ってきてしまうこと」=リジェクト(拒否)と言います。
こちらも、先ほどの実体と同様に、髭の長さに比例して、リジェクトの強弱が変わります。
長いヒゲの意図
長いヒゲが付くと言うことは、「髭がある方向または、長い髭がある方向にはいけない」と言うことを示すので、髭が出てない方向または、短い方向に価格が動く可能性が高いです。
そのため、長い髭をつけたローソク足は、ピンバーと呼ばれ、転換のサインであることが多いです。
※ピンバーが出現した数が多ければ、多いほど、強い転換のサインになります!
上下のヒゲの意図
また、上下に髭がついたローソク足は、「上下どちらにもいけない🥺」と言うメッセージです。
相場が、拮抗している(方向感がなく、迷っている)ことを意味します。
まとめ
初めのうちは、これが大きい実体なのか、長い髭なのかを判断することが難しいと思います。
この判断は、現在形成中のローソク足と近辺のローソク足と比較するようにしてみましょう!
実際のこのお話でほとんどローソク足の学習はおしまいです(笑)
今回は、ローソク一本だけで今後の値動きは判断するお話をしました。
次回は、複数のローソク足を観て今後の値動きがどのように推移していくのかを予測する学習を行います!
お見逃しなく!