14章
前置き
ローソク足の学習の続編になります。
まだ、前回のブログをご覧になっていない方は、そちらからご覧いただけるとより理解が深まると思います!
窓
窓とは、ローソク足とローソク足の間に生じる空間のことを指します。
その空間には、ローソク足の確定した瞬間に多くの注文(多くの人が取引を行ったこと)が入ったことを示唆します。
つまり、窓の開きに比例して、窓が開いた方向に推移していく可能性が高くなります。
図1では、陽線が確定後に、多くの売り注文が入ったことを示唆しています。
そのため、今後は、「下落してく可能性が高い」という見立てができます。
ピンバーについて




ピンバーとは、上下に髭が長いローソク足です。
前回の講義でも扱いましたが、大変重要です!
ピンバーを元にシナリオを構成していくことが多いからです。
★バイナリーにおいて★
ピンバーをつけたローソク足を確認後、次足で逆張りエントリーするの手法は王道です!
- トレンドの終わりや、相場の流れが転換する際に多く出現
- 出現した数に比例して、転換サインの強弱を示唆(図4参照)
- ピンバーの髭の長さに比例して、転換サインの強弱を示唆(図5参照)
2. 図3のように、ピンバーの数が多ければ多いほど、転換サインを意図しています。
3. に関しては、髭の長さが長ければ長いほど、強い転換サインです!
つまり、髭が伸びていない方向に今後の相場が推移していく可能性が高い!
図5を見てください。
①と②のローソク足を比べた際に、明らかに②のローソク足の方が髭が長いですよね。
髭の長さは、髭が伸びている方向へのリジェクトの強さ示しています。
今後の動向を推測しよう
これまで学習した内容と、ローソク足の知識を踏まえて今後の相場の方向を予測してみましょう!
パターン1
あっこの波形見覚えある!(◎_◎;)
と感じたあなたは、相当復習をされている証拠です!✨
結論、今後の相場は上昇に向かいます。
根拠
- ゴールデンクロス
- 方向感を示す大陽線の出現
1.の理由に関しては、以前に扱ったので割愛します。
(※詳しくは、バイナリーロードマップ12章を参照ください。)
ゴールデンクロスとは、上昇を示すサインですよね。
2.(仮)ローソク足Aとそれ以前の値動きです!
かなり、ローソク足Aが形成される以前までは、かなり揉み合っていましたよね。
この状況では、方向がどちらに推移していのかを判断することが難しいです。
ローソク足Aは、以前まで形成されていたローソク足の高値を大きく更新して形成されました。
この時点で、買いの勢力が売りの勢力を上回ったことを意味します。
パターン①のような波形は、トレンドの初動で発生しやすいので捉えておきましょう!
では、最後に今後どのように推移していったのかを確認してみましょう!
パターン2
結論:今後は、下落していきます。
まず、注目すべき点は以前までの推移していた方向です。
パターン2の画像を見る限り、
がわかります。注目すべき点は、A ・Bのローソク足の髭です。
特にAの部分に注目してください。
そして、Bのローソク足もAのローソク足ほどではないですが、上髭をつけているため、こちらも上値が抑えられていることが読み取れます。
これら、根拠1と根拠2が合わさることで、
今後の推移していく方向は、下である可能性が高いと予測できる。
では、最後に今後どのように推移していったのかを確認してみましょう!
次回からは、応用編としてみなさん自身で今後の動向を予測してもらいます!