目次
・前回の記事はこちら
step3. 水平線を引いて意識されているレートを掴もう
注目するのは、オレンジの上昇チャネルの部分です。
上昇チャネルで「ローソク足を括ることが出来た」ということは、同時に上昇トレンドも把握することができます。
今回は、上昇トレンドなので押し目を探す作業を行います。
押し目・戻り高値とは?
上昇トレンドの場合には、押し目を見つける作業を行います。
対して、下降トレンドの場合には、戻り高値を探す作業を行います。


ちなみに、押し目とは、上昇トレンドにおいて一度下落し、再度上昇に転じた起点のことを指します。対して、戻り高値とは、下降トレンドにおいて一度上昇し、再度下落に転じることに至った起点となる部分を指します。
このように捉えることができた方は完璧です!
初心者の方は、私と同じようにチャート上を※ペンなどでなぞってみると見えてくると思います。
トレビューにてチャートを図示する方法を紹介
・PC版
チャートの左側にある幾何学的図形を選択し、ブラシ・マーカを使うことでチャート上に描けるようになります。
・スマホ版
step1. チャートの画面下の「+」マークをクリックします。
step2. 「描画」をクリック
step3. 幾何学的図形の「ブラシ・マーカー」をクリック
では、再び押し目の話に戻ります。
押し目は、必ず1箇所とは限りません。また、観察する時間足によっても異なります。
「どこを押し目として捉えて良いのかわからないよ」という方は、手当たり次第引くのではなく、日足レベルの時間足で最も上昇に転じた場所を探してあげるようにしてください。
では、この黄色のライン付近に水平線を引いていきます。
ここで注意していただきたいことがあります。
それは、ゾーンで捉える癖(※キリ番を除いて)をつけるようにしてください。
繰り返しにはなりますが、意識しているレートは人によって千差万別です。
そのため、自分はこのレートが意識されていると考えているレートも、往々にしてその価格を超えてくることがあります。それは、意識しているレートが人によって異なることもそうですが、見ている時間足によっても、異なってくるからです。
なるほど...!今後は、一つのレートを絶対視するんじゃなくて、ゾーンで捉えるようにしなきゃ💦
うんうん!初めは難しいかもしれないけど、コツは様々時間足(上位足から下位足にかけて)で、観察してあげることだよ!
では、例えば15分の時間足だけで、引くのではなくて、5分などでも参考にしながら..ということですか?
そうだね!完璧だよ!😊もちろん、上位足で意識されている価格帯の方が、反発は期待できるということは前提としておくのが大事!
ゾーンで捉えるとは?
こういった場合に、ゾーン捉えるという作業を行います。
ゾーンで捉えるとこのようになります。
白いゾーンが意識されていた安値(サポート)の役割を担っていたことになります。
このゾーンを下に抜けたことで、下目線に切り替わったと判断することができます。
今回は、0.7というキリ番だったのでゾーンで捉えることはしていません。
押し目を把握することで得られることとしては、
- 押し目を下抜けしたら、目線が下目線に切り替わるということです。
つまり、押し目を抜けるまでは、上目線ということになります。
上目線:多くの人が今後は、上昇していくと考えている状況。(つまり、ロング(買い)で入ると優位性が高くなる)
今回は、ここまで!
次回は、波形をみつける工程に入ります!
お楽しみに♪