<注意事項>
私の経験談や分析をまとめたものであり、いずれもの金融商品取引における利益の発生を約束するものでは全くございません。加えて、投機を促すものでもございません。
目次
前置き
今回は、シナリオを立てることの重要性について説いていきます。
前回の記事の続きになりますので、まだの方はこちらの記事を先にお読みください。
・「待つことの重要性」とは
前回の記事で「待つことの重要性」については理解していただけたと思います。
前回の記事では、「待つこと」についてお話をさせていただきました。
しかし、「どこまで待てば良いのか?」という目標地点を設定する作業は、行いませんでしたよね。今回は、価格の到達地点を予測し、シナリオを立てる作業を紹介します。
そうそう...。「待つこと」への理解はできたんだけど、今度はどういったポイントまで待てばいいのかがわからない..😵💫
うんうん...そうなるよね。でも、今回の記事を最後まで見れば、きっとのその悩みも解消できるはず!
今回は、バイナリーオプションをメインにお話をさせていただきますが、考え方を応用するとfxにもお使いいただけるような内容になっていると思います。
シナリオを立てるとは
シナリオを立てるとは、現在の価格帯から今後どのように推移していく可能性があるのかについて、いくつかのパターンを想定します。
喩えるなら、獲物が引っかかる可能性のある複数の箇所に、罠を仕掛け、獲物が罠に引っかかるまで、じっと待機するようなイメージです。
未来を当てようとしているため、ここでは1つのパターンというよりかは、複数のパターンを考えて、選択肢を持たせると良いでしょう。
シナリオを立てることで、より前回お話しした「待つこと」の恩恵を最大限に受けることができます。
まずはシナリオを考えるということに対してのイメージを抱いていただくために、過去に私の生徒さんが立てていたシナリオを紹介しますね☺️
こちらが実際過去に、生徒さんが立てていたシナリオになります。
なんとなく、イメージをしていただくことができましたでしょうか?
できました(OvO)
それはよかったです😊
シナリオの立てるまでのフロー
実際に、「どのようにシナリオを立てていけばよいか?」を説明していきます。
step1. 環境認識を行う
・「環境認識・ラインの引き方って?」と忘れてしまった方はこちらの記事へ
step1
step2
step3
step4
今回の観察しているチャートで、環境認識を行った結果、上目線であることがわかりますね。
もちろん、バイナリーオプションは短期的な反発を狙うため、エントリーポイントはライン反発でかなり狙えるポイントが多いです。
FXであれば、現在上昇チャネルのセンターラインを推移しているため、短期的な下落を取りにショート(売り)で入るシナリオも立てることができるでしょう。
しかし、今回はエントリーポイントの解説記事ではないため、直近の値動きからの考えられる最低限のエントリーポイントを探します。
step2. シナリオを作成していく
現在は、step1で行った環境認識から上目線であることがわかっています。つまり、HIGH(買い)で取引を行った方が優位性が高いということになりますね。
上記のチャートから、エントリーポイントを探るのであれば、ざっとこういったポイントでしょう。
最後にそれぞれのポイントを解説していきます。
Aのポイントは、直近の上昇を作った押し安値であるからです。
Bのポイントは、かなり広めにとっています。
かなり広めにとっている理由とエントリーポイントにした根拠としては、上位足の上昇チャネルの下限のラインと下位足の上昇チャネルの下限のラインまでが意識されている可能性として挙げられます。それに加え、直近の上昇トレンドを作った押し目の2つ目がすぐ真下に位置しているからです。
Cのポイントは、直近の高値を抜けた後に、一度戻され、上位足の上昇チャネルのセンターライン+直近の高値の価格帯が、サポートラインとしての役割を担うと仮定してのポイントです。
step3. 待つ
最も重要なことはstep3の「待つ」という作業です。
自分が考えたシナリオに相場が推移するまで、じっと待ちます。
以上が、環境認識からシナリオを検討し、待つという作業の説明になります。
今までの記事を全て読んでいただけた読者の方は、"スッ"と内容が入ってきたのではないでしょうか?
はい!もうめっちゃ納得です🥺
すぐに実践で活かしていきます!🔥
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