目次
<注意事項>
私の経験談や分析をまとめたものであり、いずれもの金融商品取引における利益の発生を約束するものでは全くございません。加えて、投機を促すものでもございません。
前置き
Q. 行なっている取引の多くは、「逆張り」という方が多いのではないでしょうか?
はい!私もその1人です✋
私も、逆張りの取引の方が、順張りと比較すると多いのが実情です。
ただ、初心者のうちに過度に「逆張り」で取引を行なっていた私は、トレンドが発生している状況でも『「逆張り」で入れるポイントを探さなきゃ!』という感情に駆られていました。結果として、だらだら下げているトレンドでも、「無茶な逆張り」を行なって損失を出してしまうことが多々ありました。
これ..まさに今のうちです...🥺
そんな経験をした私が、みなさんに今日お伝えしたことは、「順張りで入る勇気」についてです。
ちょっと本編に進む前に、読者皆さんの「順張り」に対する認識を一致しておきます。本記事で示している「順張り」を定義させていただきます。
上記のイラストで例えるのであれば、陽線が連続しているのであれば、現在の流れは上になるため、HIGHエントリー。反対に、現在、陰線が連続しているのであれば、現在の流れは下になるため、LOWエントリー。
ややこしくなってしまった方もいらっしゃると思いますので、「順張り」は現在の流れに沿う取引を指すという認識を持っていただければ構いません。
では、早速行きましょう。
なぜ、順張りに恐れを抱くのか
では、なぜ順張りで入ることを恐れてしまうのか?について原因を迫っていきましょう。
ん〜😕
判定時間に以内に戻されそうだからですかね...。
だよね!やはり多くの人は、「時間制約」というのが根本的な原因になっていると思うんだ。
理由の多くは、バイナリーオプションの特徴である「時間制約」が要因ではないでしょうか?
過去に、「時間制約」が要因で負けた経験が、苦手意識を生じさせている可能性があるということです。つまり、エントリーした直後は、予想通りに相場が推移したのにも関わらず、判定時間ギリギリで戻されてしまって負けてしまった。このような経験です。
その結果、「トレンドが発生していたとしても、順張りではなく、逆張りで入れるポイントを見つける癖がついてしまっている方も多いのではないでしょうか?」少なくとも、私は上記の理由で、順張りで入ることを躊躇ってしまっていました。
うんうん!うちもこれです🥺
しかし、「順張りで入った方が、勝てるのではないか?」とある時、ふと考え始めたのです。
「なぜこのような問いを、思い浮かべるようになったか?」と言いますと、もちろん時間帯にもよりますが、取引量が上がる時間帯では、素直に現在の方向に流されている習性に気づいたわけです。
つまり、連続陽線や連続陰線が続きやすいということです。連続陰線や陽線でなかったとしても、乱高下を見せることが少ないということです。また、反転する際には、比較的何かしらの前兆(ピンバーの出現等)が現れることもわかりました。
要約すると、取引量が増加する時間帯(各市場オープン開始から2時間程度)では、相場の推移が方向感がない場合(拮抗や横ばいしている状況)を除いて、現在推移している方向に対して、「順張り」で取引をすることを視野に入れて取引もありということ。
順張りで入るカテゴリー分け
私は、順張りで取引を行う際に4つの区分に分けております。
1つ目は、トレンドの勢いが強い場合(ラインに対しての入射角度が鋭角である・連続して陰線や陽線が形成されている・乱高下をしていない)で、直近の意識されているライン等に達したケース
2つ目は、直近の意識されているライン等まで一定の距離(値幅)があるケース
3つ目は、トレンドがだらだら推移していて、値動きは掴みにくいが、明らかに一方方向に推移しているケース
4つ目は、経済指標を受けた直後に入るケース
以上の4つを各取引としてカテゴリー分けしております。
では、それぞれを詳しくお話ししていきます。
1.
直近で意識されているライン等をゴム(破れない強靭なゴム)だと考えます。
つまり、ゴムの張り切る限界までが相場の推移できる範囲です。
ゴムは、押し込めば押し込むほど食い込みますよね。もちろんゴムであるため、いずれか限界を迎えると反発をします。
こういった前提のもと、確定足を待ってからのトレードを推奨できません。なぜなら、確定足でピンバーをつけるかどうかを判断してから入るのだと、ゴムが張り切っている可能性があるわけです。または、反発してしまっている可能性ですね。
そのため、順張りで入る場合の私のセオリーとしては、確定足を待つのではなく、ローソク足形成中にエントリーを行なっていきます。
このようなイメージです。
ワンポイントアドバイス
意識されているライン等に到達するローソク足の入射角度を、意識してみるようにしてみましょう。角度が急すぎる場合には、一時的に大きく抜けてから、確定足でライン等に対してヒゲをつけることも多いです。
このようなケースです。


対して、ライン等を抜けてくるケースとしては、入射角度が浅い時ですね。
このようなケースです。
2. 例えば、直近の意識されているものがラインだったとしましょう。(※ラインはもちろん、自分のラインが正しく引けている前提です。)現在の価格から意識されているラインまでの区間を、上昇・下落の余地と捉えるようにしています。この余地は、狭ければ狭いほど押し目や戻しをつけたりせずに、余地を埋めにいく(目的地を目指す)傾向があります。
このような局面ですね。
Q. みなさんの中でも、こんな経験はありませんか?
今のトレンドに対して、戻しや押し目を待ってから入ろうとしてしまうと、往々に目標地点に相場(ローソク足)が達してしまったケースです。
あるあるです...せっかく狙っていたのに、ローソク足1本で達せられたことも多々あります...
そんな経験を今後しないためにも、2番目でお伝えした内容を参考にしていただけたらなと思っております。
ワンポイントアドバイスとしては、余地があると把握した時間足を基準に、判定時間を選定され順張りで取りに行くことをお勧めします。例えば、1分足で観察していたのであれば、余地まで1分のローソク足あと何本分くらいで埋めそうなのかを予測するということです。
「予測する」というテーマを扱った記事を、参考までに貼っておきますのでよければ参考にしてください。
3.
こちらのケースは、クロス円通貨のトレンド発生時に起こりやすい傾向があります。
5分足、15分足で見た時に、方向感がありただ綺麗のパーフェクトオーダーすぎるが故に、なかなか売買タイミングを見出せづらいというのもあるあるです。
こういった場合には、1時間取引になどを選択し、深く考えずにトレンド方向に取引を行うことがお勧めです。
4. こちらの記事で詳しく解説をしておりますので、参照ください。
いかがでしたでしょうか?
少しは、順張りで入るのも悪くないかも...?と思っていただけて、みなさんの手法のバリュエーションを増やしていただけたらなと思っております。