導入
読者の方の中には、
- ついついチキン利食いをしてしまう
- せっかく予測した方向に相場が推移したのに、利確をし損ねてしまい、利益を溶かしてしまった
上記のような、ご経験を一度や二度は経験された方も多いではないでしょうか?
うちです...🥺
ついついチキン利食いをしちゃうんです...
チキン利食いでも、立派な利食いだから凄いよ!
でも、今回の記事は、Yちゃんのそんな悩みを解決できる方法を紹介するね。
今回のターゲット読者は、デイトレ・スキャルピングのトレードスタイルを選択されている方になります。考え方を応用していただければ、スイングトレードの方でもご活用いただける内容のはずです。
今回は、それぞれのお悩みを解決します。
本編
ついついチキン利食いをしてしまう
はじめに、こちらのお悩みについて解決方法を提示しますね。
解決方法は、3つあります。
- 取引前に決めたシナリオを守り切る
- チキン利食いを良しとする
- 短期足のトレンド転換サインが発生するまでは、ひたすら引っ張る。
・取引前に決めたシナリオを守り切る
シナリオを立てる重要性については、これまで何度かお伝えしてきましたが、取引前にSL(損切り)とTP(利確目標)を決めておくことは大前提です。
これらを、約定後に触れてはいけません。
もちろん、急な重要ヘッドラインが流れたり、経済指標のサプライズが生じた場合には、ポジションを決済することも許容します。
しかし、そういった状況に陥らない限りは、ひたすらポジションを見守るようにしましょう。
これを改善しない限りは、利小損大から逃れることができないでしょう。
・チキン利食いを良しとする。
これは、非常に大事な考えです。「もう少し、ポジションを保有していたら利を、伸ばせてたのにという」感情に陥ってしまうのは、仕方がないことです。
転換を明確に見極め、トレンド全ての値幅を取ることは不可能に近いです。
そんなタラレバに振り回されている時間があれば、次のチャンスを見つける時間に割くようにしましょう。
・短期足の転換サインが出るまではひたすら引っ張る
もちろん、目標利確地点に相場が先に達した場合には、利食いを行うことが一般的です。
しかし、①短期のトレンドを取りに行く取引の場合に、勢いのあるトレンドが発生した場合や②上位足で明らかなトレンドが発生している場合・③なだらかなトレンドの場合に、安易に利食いをすることは勿体無いです。
上記の場合には、プランを変更し、利食い目標地点を伸ばします。
直近の高値・安値で、利確することになるケースがほとんどでしょう。
しかし、私の場合、短期足のトレンド転換サインが発生するまでひたすら引っ張ります。
これは利幅を最大化するためには、欠かせません。
短期足のトレンド転換というのは、5分足ベースの転換サインを参考にします。
1分は、基本的にノイズという扱いで観察しています。
しかし、1分足で急騰・急落した一本ローソク足などが生じれば利確をすることがあります。
5分足の転換サインというのは、
上昇トレンドの場合
・ダブルトップ
・三尊
・キーリバーサル
・急騰後に、大きな上髭を伸ばすローソク足が確定した場合
下降トレンドの場合
・ダブルボトム
・逆三尊
・キーリバーサル
・急落後に、大きな下髭を伸ばしたローソク足が確定した場合
※さらに詳しく転換サインを知りたい方はこちらの記事へ
予測した方向に相場が推移したのに、利確をし損ねてしまい、利益を溶かしてしまった
こちらの解決方法は、上記の解決方法と類似しますが、短期足のトレンド転換サインが現れたら、速攻で利食いを行うということです。
取引を行う前、つまり過去にはいくらでも今後の動きを予想することが可能です。
しかし、現在チャート上の値動きこそ真実であり、偽りがない。ということを忘れはいけません。
この事実を、自分で受け入れない限りは、上記のような悩みを解消することはできないでしょう。
むしろ、この事実を受け入れることができれば、現在保有しているポジションを一度利確してから、再度反対側のポジションを保有することも可能になります。
いかがでしたでしょうか?
今回のお話は、チャートに張り付くことができる方向けになってしまう部分はあります。
ただ、大変重要な考えですので、心に留めていただけたら嬉しいです。