導入
今回は、なぜ投資で儲かるのことが難しいのか?というお話をさせていただきます。
本編
投資は、みんなが知っているような情報(商品)には価値が薄れ、稼ぎづらくなってしまいます。
その理由は、仮に価値があった情報(商品)であったとしても、その情報を持っている人たち同士で利益を分配するからです。
π(ピザ)を分け合うイメージを頭に思い描いていただければと思います。
食べたい人数が増えれば、増えるほど1人の食べられるピザは小さくなりますよね。
もちろん、稼ぎづらくなるというだけで、全く利益を手にできないというわけではありません。繰り返しにはなりますが、皆が知っている投資先であればあるほど、利益を皆で分配するため、受けれる利益が少なくなるということです。
例えば、
仮に、12億円の価値があるダイヤを見つけたとします。
(※原価等は考えません)
1人でダイヤを所有すれば、12億円全てを独り占めできますよね。
しかし、仮にそのダイヤに価値があるということを5人の人が知ってしまえば、12億円を5人で分けるということです。
つまり、この母数が増えれば増えるほど、1人あたりが手にできる利益も薄れていくということです。
具体例として
現在の、ビットコインを思い描いていただければ、イメージしやすいかと思います。
つい数年前までは、多くの方がビットコインに対して懐疑的になっていました。
それが、今となってはどうでしょうか?
多くの「※億り人」という人を輩出し、今では上場した価格の何倍もの価格で取引をされています。
相場の有名なコトバで、「噂で買って事実で売る」というコトバがあります。
まさしく、仮想通貨(ビットコインを含む)が証明してくれたと言えます。
つまり、市場に出回る以前の、注目されていない時にこそ価値があります。
それは、ギャンブルとして投資するということではありません。
そのモノ(商品)が、「今後どの程度の価値がつくのか」ということを、さまざまな考えられる可能性と結びつけて考えて投資するということです。
ですので、投資に関しては、自分から価値のある情報を分析し取りに行かない限り、他人からの「投資」情報などは、敬遠する姿勢のままで大いに結構だと感じます。
※億り人:1億円以上の資産を築き上げた人を指す用語。