今回は、「各市場がオープン直前などに、たびたび出現する急な上昇・下落」に対して、どのように対処すべきなのか?をお話をしていきます。
今回お話しする内容は、バイナリーオプション取引・FX取引どちらでも活用していただける内容となっております。
・各市場のオープン時間を、確認したい方はこちらの記事へ
先生🥺
うちは、「これ」に巻き込まれて、無茶な逆張マーチンの末、資金を溶かした経験が多々あります。
Yちゃん。そうだったんだ🥺
私も、Yちゃんと同じで、「ここまで下落したら流石に上がるでしょ!」と思って、逆張りを繰り返した結果、度々資金を溶かしていたよ。
でもね、負け続けてたからこそ「ある習性」も掴めたんだ。
今回は、その「ある習性」について説明していくね。
お〜〜!無料で教えてくださるんですか...🥺✨
もちろん!
本編
前提条件として、今回紹介する急騰・急落の発生は、経済指標を含むファンダの要因は無視します。
ファンダを使った手法について、気になる方はコチラの記事にお飛びください。
では、いきましょう。
結論を先に述べます。
解決方法は、2つです。
- 順張りで波乗りトレード
- 1時間足で観察し、1時間足で大きく髭をつけたら逆張り
「『ある習性』とはなんなのか」と気になって、”うずうず”している読者の方もいらっしゃると思いますので、上記の解決方法について解説をする前に、「ある習性」についてお話をさせて頂きますね。
「ある習性」とは、「1/5/15分足といったスケールで見ると、とてつもない買いや売り=陽線・陰線に見える。しかし、1時間(他の上位足を含む)で確定足をつけた際には、急騰・急落した部分が、”ひげ”になっていることが多い。」という習性です。
以下のようなチャートが、「ある習性」を表しているチャートです。
豆知識
豆知識程度に、覚えていただければと思うのですが、相場は多くの場合「上位足のテクニカルに飲み込まれる」ということを覚えておくようにしましょう。「テクニカルに飲み込まれる」=「超過価格」と呼ばれたりします。これらは、短期的に相場の急な上下動によって、意識されているであろう価格帯を超えることがあります。しかし、数時間•数日経過すると、上位足の価格帯内に相場が戻ってくる状況を指します。
これは、経済指標の発表された場合にも同様のことが言えます。一時的に、経済指標の結果数値を受けて一方方向に推移しますが、それは一時的であることが多いです。一時的ではない場合としては、指標の中でも重要度が高い雇用統計や、他の指標で、結果値がかなりの「サプライズ」であるケースがほとんどです。
・超過価格に関する説明記事はこちら
少し寄り道をしてしまいましたが、話を戻していきますね。
それでは、上記掲げた解決方法2つについて解説をしていきます。
1. 順張りでの波乗りトレード
明らかに、一つの通貨が売買されている際には、"スッ"と上昇・下落します。そのため、(これは買われ過ぎているのかも?・売られすぎているのかも?)といった考えは、捨てることが大事です。
何も考えずに売買されている方向に、順張りで『波乗り取引』を行います。
ただ、引き際も大切です。引き際としては、1時間の節目には取引を中止するようにしましょう。
2. 1時間足で、大きく髭をつけて反発するようなら逆張り
これは、「ある習性」を利用した取引になります。
『長い髭をつけて終わる』というとは、反発の勢いも強いケースが多いです。
いわゆるV字回復というモノを取りに行く手法です。
V字回復についての補足説明をさせていただきます。
V字回復が市場に発生すると、一気にV字回復した方向に勢いよく伸びていく習性があります。
逆V字といわれるものも存在します。
逆V字は、上記のV字とは異なり、一気に買われて急落する波形です。
・バイナリーオプションであれば、順張りで急落・急騰に波乗り。
反発を確認できる髭が出現したら、逆張が有効です。
・FXであれば、急落・急騰時には焦らず、見守ります。余裕があれば、「順張り」で数pips取りに行くのもありでしょう。その後、反発を示唆する髭が出現したら、複数のポジションを保有して、伸びるところまで伸ばす戦略も有効です。
今回はここまでです。
いかがでしたでしょうか?
何かしら気づきを得ていただけたら幸いです。
では、また次回の記事でお会いしましょう!👋